引越し作業を終えて、各種住所変更に関する手続きが終わったらようやく一段落です。
新生活を始めていきましょう^^
荷物もある程度片付いたら、引越しのお知らせハガキを友人やお世話になっている方々に送るようにすると良いです。
ここでは引越ししたことを報告するハガキの書き方について紹介します。
引越しが終わったらハガキで報告s
引越し後は片付けや住所変更の手続きを行って満足してしまいがちですが、お世話になっている方々へは連絡をしましょう。
引越しをすることで、これまで固定電話や年賀状でやりとりしていた人たちとの連絡手段がなくなってしまいます。
交流が途絶えてしまわないように、引越ししたことをハガキ等で伝えるようにすると良いと思います。
携帯のメール等でよくやりとりしている友達でしたら、特にハガキは必要ありません。
メールや電話で引越ししたことを伝えるだけで十分でしょう^^
そこまで頻繁に連絡を取らない友達や、親戚、お世話になった方へは忘れずに引越しの挨拶状のはがきを送りましょう。
引越しのお知らせハガキを出すタイミング
引越しの後は、荷物の片付け、手続きなどの処理で忙しいですよね。
引越しの挨拶状といってもいつ頃出すのがいいのでしょうか?
引越しの挨拶状を出す時期は、引越してから1ヶ月以内を目安にすると良いと思います。
一般的には1ヶ月以内、遅くとも2ヶ月以内には出すようにしましょう。
報告する人のリストアップ、住所の宛名書き、本文と年賀状と同じくらいの大変さがあります。
住所や電話番号が決まったら、引越し前からでも事前に準備しておくと少し楽になると思います。
ただ、引越しの際に無くしたり、どこに入れたかわからなくなった・・・ということが無いように注意しましょう。
年賀状に合わせて出す
引越しから1ヶ月以内を目途として考えてもらえれば良いのですが、年末に近い時期であれば年賀状として出すのもありだと思います。
ただ、やはり年賀状と兼ねての報告では手抜きと感じる方もいらっしゃいます。
報告する相手との距離感や間柄を考慮して決めるようにしてください。
最近の傾向としては、引越しの挨拶状を省略して年賀状で住所変更を済ませる場合も多くなったようです。
引越しの挨拶状を出す相手
引越しの挨拶といっても、基本的にはプライベートなお知らせです。
会社の関係者全員に出すという程ではないですので、年賀状を出している方が一つの目安になると思います。
また、会社の中でも顔を合わす人たちには口頭での報告で良いでしょう。
相手も年賀状を書くことでしょうから、住所はどこかわかるように知らせておけば大丈夫です。
挨拶状の書き方
引越しの挨拶状は、次のような構成で書いていきましょう。
- タイトル
- 時候の挨拶
- 引越しの報告とその理由
- 新居の簡単な説明
- 来訪を願う言葉
- 日付、引越し先の住所、電話番号
- 家族全員の名前
こう見ると少し堅苦しく見えますが、そんなに難しく考える必要はありません。
いつもの年賀状のスタイルで書けば良いですよ。
友人であれば時候の挨拶なども省いて問題ないですし、近況をさらっと書けば良いと思います^^
この構成は目上の方や仕事の関係者へ向けたものだと考えてもらえばOKです。
タイトル
タイトルはシンプルに「引越しのお知らせ」で良いでしょう。
親しい間柄であれば、「○○(地域名)に引越しました!」といったものでも大丈夫です。
時候の挨拶
冒頭に簡単な時候の挨拶をします。
「拝啓 ○○の候 益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。」
「○○の候」は月によって変えてください。
1月:厳寒の侯 | 2月:余寒の侯 | 3月:早春の侯 | 4月:陽春の侯 |
5月:新緑の侯 | 6月:梅雨の侯 | 7月:盛夏の侯 | 8月:残暑の侯 |
9月:初秋の侯 | 10月:秋冷の侯 | 11月:晩秋の侯 | 12月:初冬の侯 |
引越しの報告とその理由
引越しの理由はそのままなのですが、1点、注意点があります。
それはあまり自慢のように受け取られないような文面にすることです。
人それぞれに生活環境や捉え方が違いますので、僻みや反感を買うこともないとは言えません。
出来るだけ控えめな表現にしておくのが無難です。
例えば、
「通勤の便を考えまして」
「実家の近くへ」
などの表現のとどめておくと良いでしょう。
自慢に聞こえやすいのは、例えば次のような表現です。
「念願のマイホームを新築」
実際に念願のマイホームだったりすると思いますが、ちょっと意識して文面を考えるようにしましょう。
新居の簡単な説明
引越し先の場所ついて、どのようなところかを簡単に説明しておきます。
次のような文で良いでしょう。
「○○で、自然が豊かな土地柄です。」
ここでも、変に自慢めいた無いようにならないように気を付けてくださいね。
来訪を願う言葉
最後に、「お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。」と来訪を願う意の文面を添えます。
これは社交辞令ですので、本当に来てもらいたいという意味ではありません。
相手も本気には取りませんので、時候の挨拶と同じように結びの言葉として書いておきます。
もし、本気で捉えられそうな人や、絶対に来てほしくないという相手には書かなくても良いですよ。
その場合は「今後ともよろしくお願いいたします」と挨拶を添えるようにしましょう。
日付、引越し先の住所、電話番号、家族全員の名前
末尾には日付、住所、連絡先と、家族全員の名前を連名にして記載します。
最後に
ちょっと堅苦しい文面にはなりますが、引越しの挨拶状の流れを見てもらいました。
繰り返しになりますが、基本的に年賀状と同じようなイメージで書いていけば良いと思います。
イラストやテンプレートも無料で公開しているホームページもありますし、皆さんの個性を出して作成してもいいですよ^^
どうしても面倒な方は、デザイン付ハガキや宛名印刷、配送まで一貫してやってくれるサービスもありますので使ってみるのも良いかもしれません。
いずれにしても、せっかくこれまでに築いてきた人間関係が疎遠にならないように、しっかりと引越しの報告はするようにしましょう。