引越し作業が終わったら、お隣さんや大家さんへあいさつに行くことも考えてみましょう。
新生活ということで初めの挨拶で好印象を持たれる方も多いですし、何かあった時に顔を知っているだけでも声をかけやすくなりますよ。
とはいえ、女性の一人暮らしの場合などは無理して行く必要はないと思います。
ご自身の状況と考え方に合わせて取り入れてみてください。
ご近所さんや大家さんへの挨拶
一人暮らしの場合には、あまりご近所付き合いというのも馴染みがないかもしれません。
個人的にもお隣さんとお話したりということがなく終えた賃貸もありました。
ですが家族での引越しをした場合には、出来るだけ挨拶に回るようにした方が良いかなと思います。
挨拶に来られてすごく迷惑だという人はほとんどいないと思いますし、どちらかというと「挨拶にも来なかった」と角が立つ可能性の方が高い気がします。
何より、新しい生活を始めるにあたり、ご近所さんとの輪に入れた方が円滑に進みやすいですからね。
挨拶に伺うタイミング
挨拶に行くタイミングとしては、本来は引越し前に行っておくのがよいと思います。
これは引越しで家の前にトラックが止まりますし、荷物の移動で音も響きやすいからです。
事前に、「この日から住むことになり、引越しで騒音が出るかもしれませんがご容赦ください」という内容とともに挨拶しておきましょう。
引越し先が遠くで行けない場合や、引越し当日も忙しくなってしまったときは日を改めて訪問します。
引越しの翌日、もしくはその週の最初の休日に行くと良いと思います。できるだけ日にちを空け過ぎないようにしましょう。
挨拶に行く際には、粗品を「これからお世話になります」と言葉を添えて渡すようにすると良いでしょう。
粗品は何が良い?
挨拶に伺う際には「粗品」を持参することが一般的です。
粗品は普段の生活で使えるもので、邪魔にならないものであればなんでも良いと思います。
喜ばれる粗品
喜ばれるものは個人の感覚なので難しいですが、形に残るもの以外で考えましょう。
ファミリーか一人暮らしかでも変わってきます。
家族で暮らしているお宅では、「タオル、洗剤、石鹸、ラップ、お茶」などが良いと思います。
単身の場合は、タオル、洗剤などに加えて、「商品券、お菓子」といったものも好まれます。
家族暮らしか単身かわからないことがほとんどだと思いますので、引越し先がファミリー向けマンションなのか、単身向けマンションなのかを一つの基準としてみましょう。
もしくは、タオルや洗剤であればどの家庭でも迷惑にはならないのでオススメです。
遠くへ引越しをするのであれば、引越し前のご当地お菓子なども良いと思います^^
粗品の金額
引越しの際に持っていく粗品は、1軒につき500円~1,000円が相場です。
お返しの必要がない金額という意味もあるので、特に無理をして高額なものを選ぶ必要はありません。
粗品で気を付けること
粗品には「のし」を付けてください。
「のし」には、「粗品」と「名前」を書くようにします。
名前を書くのは、近所付き合いとして名前を憶えてもらうためです。
また、お菓子などを持参する場合は、日持ちするものを持っていってください。
日持ちしないものを渡すと、気が利かないとして印象が悪くなってしまうことがあります。
ご近所への挨拶のメリット・デメリット
引越し後には挨拶に行きましょうと書いてきましたが、そこにはメリットもありますし、注意点もあります。
メリットとしては、今後の生活で困った時にご近所さんの助けを借りやすくなることです。
ゴミ出しの場所がわからないなど、新しい場所での生活でちょっと困ったことがあったときに聞きやすくなるのは間違いないです。
また、顔と名前を憶えてもらうことで、すれ違った時にも挨拶を交わしやすくなりますよね。
他にも、上の階でお子さんがいる部屋だと気づかないうちに騒音になっていたります。
あるいは学生さんだと友人が泊まりにくるかもしれませんね。
まったく顔もわからない人に話しかけるのは怖いですが、顔を合わせておけばやんわりと注意してもらうことができるかもしれません。
* こう書いていますが、クレームであれば基本的には管理会社を通した方が良いです
デメリットもあると思います。
こういう言い方は良くないかもしれませんが、隣人がどうもフィーリングが合わない人だったとき。
変に馴れ馴れしくされても困ってしまうかもしれませんね^^;
女性の一人暮らしの場合も注意してください。
女性で一人暮らしというときは、危険であるというリスクの方が高いと思うので控えた方が良いかもしれません。
一人暮らしであることを知られるのも怖いですしね・・・。
そういった皆さんの状況に応じて、行くか行かないかは決めておきましょう。