引越し業者で運べない荷物は意外に多い!?

引越し業者に依頼すれば何でも運んでもらえて、すべてお任せでOK♪・・・と考えてしまいそうですが、実は引越し業者にも運べないものはあります。
正確には運ぶことを拒否される可能性があるものという意味になりますが、運べないものと考えてよいでしょう。

引越し当日に「これは運べません」となってしまっては大変です。
意外と知らない、引越し業者が運べない物をしっかり把握しておきましょう。

引越し業者が運べないものとは?

引越し業者が運べないものの代表は「生き物」、「ピアノ」、「骨董品」などがあります。
これらは運搬の際に特殊な管理が必要で、取り扱いが難しいものですので他の荷物と一緒に運ぶのに適していないんですね。

ただ、引越し業者は運ぶことができないのではなく、運搬の拒否権があるという意味ですので業者によって対応は異なる場合があります。
運搬が可能かどうか、最終的なところは引越し業者に確認してみてください。

ペットなどの動物・生き物

犬や猫、鳥などの生き物については引越し業者が対応していないこともあります。
以前はほとんどの引越し業者が取り扱いをしなかったのですが、最近ではオプションの形で対応してくれることが多くなってきました。

ペットたちにとっても一番の方法は自家用車などで一緒に移動する方法です。
でも大きくて場所がとれなかったり、車がないなど一緒に移動するのが困難な場合には引越し業者に一度聞いてみましょう。

引越し業者以外にも、ペット輸送専門の業者もありますので検討してみると良いと思います。

観葉植物などの植物

意外と思われるかもしれませんが、植物も引越し業者ではオプションになることが多いです。
植物は枝や葉が折れたり、弱ってしまう可能性、土の状態など取り扱いが難しいものに含まれます。

自分たちで運べる場合は、大事な植物は自分で運ぶとよいと思います。
転倒によって土がこぼれたり、多くの植物を運ぶ必要があるときは引越し業者や専門の業者に任せるのが安心です。

灯油やガソリンが入った危険物

灯油が入ったままの石油ストーブやヒーターなどは「危険物」として扱われ、原則として運ぶことができません。

また、ガソリンが入った車やバイクも同様に危険物扱いになります。

バイクについては天候の影響を受けやすいため、自分で乗っていくよりも引越し業者にお願いしたいというケースも多くなっています。
オプションで対応している引越し業者もありますので、事前にしっかり確認しましょう。

ピアノなどの楽器

ギターやトランペットなど手持ちができるものは、しっかりとしたケースにいれておけば大丈夫ですが、大型の楽器は専門の業者に依頼した方が良いでしょう。

ピアノやエレクトーン、コントラバスといった楽器になってくると自分たちでの運搬は困難だと思います。
ピアノに関しては調律などの問題もあり、専門に扱う業者も多いのでそちらが安心かなと思います。

業者によって対応状況はマチマチですが、引越し業者でも対応してくれるところはあります。
専門の業者と提携している場合は安心感もあるので、他の荷物と一緒にお願いしても良いかもしれませんね。

美術品や骨董品

美術品や骨董品については、高額で破損の危険性があるため専門の業者や、実績のある引越し業者に任せた方が良いと思います。
デリケートな物ですので、専門の知識をもったプロにお願いするのが安心です。

高額な荷物を運ぶ場合は、保険がついているかどうかはしっかり確認するようにしてください。

また、移動距離が近くであれば自分で抱えて持っていく方が確実だと思います。

最後に

貴重な物や大切な荷物、ペットなどは移動にとても気を遣います。
費用の面もありますが、一番安心して任せられるところをしっかりと探すようにしてくださいね。

引越し業者に確認する際には、一括見積時の「備考欄」に特殊なものが含まれていること、対応状況はどうかを確認する内容を記載しておきましょう。