引越しの費用が気になると、つい他の人はどうなのか知りたくなりますよね?
「家族3人の引越しではどれくらいの金額になるのだろう?」
「移動距離がこれくらいの人はいくらになったのだろう?」
なんて、いろいろ調べれられる方も多いと思います。
このサイトでも体験談を募集していて、実際に引っ越した場所や家族構成、費用はどれくらいかかったを紹介しています。
ですが、他の人がそうだからといって同じくらいの金額になるとは限らないのが引越しなのです。
持っている荷物の量、大きさや形、運びやすさ、何階の部屋から何階の部屋へ引越しか、などは他の人と比べにくいですからね。
たとえば同じ1LDKで同じくらいの荷物の量、同じ階からの引越しだったとしても、ベッドが解体できず吊り上げて運ぶ必要が出てきたりすると一気に費用は高くなります。
同じように、エレベータがなかったり、作業員の数やトラックの台数でも大きく金額に違いが出てきます。
他人の引越し費用はあくまで参考程度に留める
引越しのパターンや分類をすることで、相場を出すことはできるんです。
でも、100%同じ引越しというものは存在しません。
全く同じ荷物を持っていて、同じ作りのマンションで、同じ地区から・・・なんてことはまずないですよね^^;
とてもざっくりと分類したとしても、引越しでは「荷物の量」、「移動距離」、「時間帯」、「時期(繁忙期/閑散期)」の分類で費用が算出されます。
その中でも、荷物の量(ダンボールの数など、梱包された状態で比較します)が同じくらいだとしても、ダンボールの大きさが少し違っていたら荷物を積むときの体積は変わります。
時期によっては作業員やトラックを確保できる数に違いが出てきますし、人数が少なければ安い、トラックの台数が少なければ安い、というものでもなかったりします。
「なんで?」と思うかもしれませんね。
例を出すと、3tトラックは3人までしか乗りませんので、4人以上の作業員の場合は2台のトラックが必要となります。
でも「だったら3人の作業員でトラック1台で」というと、その分、作業にかかる時間と作業員の負荷が大きくなりますので実は料金が高くなる・・・ということも起こり得ます。
他にも、引越し先の玄関前にトラックがつけられるか?、エレベータの有無は?通路の広さは?など様々な条件で見積もりが変わってきます。
作業員の調整をしたり、リスクを盛り込んだりと微妙なさじ加減で営業さんが行っているわけです。
いろんな人の体験談は相場として参考にするのは大事だと思いますが、「この人はこんなに安かったのに!」といっても全く同じ条件ではないですよ、というのは知っておいてもらいたいと思います。
すべてがシステマチックに算出できないのが引越しの見積もりなんですね。
でもだからこそ、見積もりに対して交渉もしやすいといえます。
こちらの見積もり交渉方法を参考にして、あなただけの引越しを安く実現してください!