荷造りに必要な物を準備する -用意しておくべき便利な小物-

引越しの荷造りのために必要な物を事前に準備しましょう。

引越し日が決まったら、普段使わないものから少しずつ荷造りを始めると良いと思います。
一人暮らしならそれほど荷物は多くないかもしれませんが、総じて思っていたよりは多くなるのが引越しの荷物です。

延長コードやカーテンといった、日常であまり「物」として認識しないものが多かったりしますからね。

荷造りにはどんなものが必要になるのか考えていきましょう。

荷造りのための準備をする

荷物をまとめるのに必要なものは何があるでしょうか。

まず思いつくのはダンボールですね。
引越しの荷物(小物)はバラバラに持っていくと大変ですので、ダンボールにいれて運びます。

このような荷造りの準備にあると便利なものをご紹介します。

準備しておくと便利な物

荷造りに役立つものはいろいろあります。

といっても、特別なものはありません。
身の回りにある物でほとんどまかなえるので大丈夫ですよ。

ざっと並べると次のようなものがあります。

  • ダンボール
  • 緩衝剤(プチプチ、新聞紙、タオルなど)
  • ガムテープ、養生テープ
  • 油性ペン、セロハンテープ、ハサミ、カッターナイフ
  • ゴミ袋、ビニール袋
  • 布団カバー
  • 台車(自分たち運ぶ場合)

ダンボール

小物類全般を入れる箱としてダンボールが必要です。

入れる物としては、時計やメガネ、書類など身の回りの物です。
CD類や本、DVDプレイヤー、写真立て・・・食器や調理器具、調味料などもありますね。

挙げだしてもキリがないのですが、そういった小物を詰め込むダンボールを用意しましょう。

サイズ別に大・中・小の3種類があると便利ですが、1種類だけでもOKです。
ダンボールは近所のスーパーで余っているものをもらうという方法もありますよ。(ちょっと勇気がいりますけどね^^;)

緩衝剤(プチプチ、新聞紙、タオルなど)

運ぶ荷物が傷つかないように、緩衝剤も用意しましょう。

小さい物~小さめの機械類にはいわゆるプチプチが便利です。
運搬時の振動で壊れにくくなりますし、中途半端な隙間を埋めるためにも役に立ちます。

また、食器類は1つ1つ新聞紙で包むようにしましょう。
食器を重ねた状態でまとめて包むのはNGです。食器同士が直接触れていると簡単に割れてしまいます。

ダンボールや緩衝剤は、引越しするほどの量は常備していない人が多いと思います。
近くのホームセンターで買えるので、一度見てみてはいかがでしょうか。

インターネットからも通販が可能ですので、面倒な方はこちらから注文するのも良いと思います。
引越し用のパックもあるようですよ。


>> パッケージアート

ガムテープ、養生テープ

ダンボールにふたをするために、ガムテープが必要ですね。

閉じるときだけでなく、ダンボールの底にもガムテープはした方が良いです。
折り込んだだけでは運ぶときに底が抜ける可能性があるからです。

また、養生テープもあるととても便利です。

養生テープは剥がしやすく、剥がしたときに跡が残らないので引越し業者もよく使います。

衣装ケースなどが移動中に開いてしまわないように、固定するようにしっかり貼りましょう。
食器棚や冷蔵庫の扉にも有効です。

これをガムテープでやってしまうと、跡がしつこく残って大変なことになります・・・。

油性ペン、ハサミ、カッターナイフ

油性ペンやマジックはダンボールに書き込む際に使用します。

どのダンボールに何を入れたか、わかりやすく書いておくと引越し先で開封するときに便利です。
「本」、「文房具」、「食器」というようにダンボールに直接書いておくようにします。

ダンボールに入れてしまったものを取り出したいときにはハサミやカッターが必要ですね。

ゴミ袋、ビニール袋

荷造りをしていると本当にたくさんのゴミが出てきます・・・。
ゴミでなくとも、もう使用しない書類や服がどこからか見つかったりします。

そういった処分するものを整理するため、ゴミ袋は少し多めに持っておきましょう。
通常はゴミ出し用に常備していると思いますので、特別に用意する必要はないと思います。

他にも、液体類が入っていたものはビニール袋などに入れてからしまうようにします。

万一、液体が漏れるとダンボールが破れたり同梱したものも汚れてしいまいますので。

布団カバー

布団はかなり嵩張るものですので、専用の布団カバーがあると役に立ちます。

圧縮袋も用意できるようなら幅を取らなくなりますし、運ぶ時にも汚れないので非常に便利です。

台車(自分たち運ぶ場合)

自分たちで荷物を運ぶ場合には、台車は必需品です。

重い物を運ぶのが楽になることと、一度に持ち運びできる量が格段に増えるためです。
台車がないと1日で終わらない可能性も高いと思いますので、必ず用意しましょう。

現在持っていないなくても、レンタルしてくれる業者もあるので利用する手段もあります。

引越し業者からもらえる物の注意点

引越し業者に運搬を依頼した場合、特典としてダンボールをくれることがあります。
成約した際にはお願いすれば用意してくれる業者がほとんどかもしれません。

「じゃあダンボールは自分で買っておく必要はない?」と思いますが、注意が必要です。

決めた引越し業者からもらうのは問題ありません。
ですが、契約していない見積もりの段階で置いていくダンボールは要注意です。

見積もりの段階で置いていくダンボールは、契約しないとなれば返却を求められることがあります。
そのときに既に使用してしまっていると、費用を請求されるトラブルも実際に起きています。

見積もり業者が成約前に置いていったダンボールは使わない方が良いです。
受け取りそのものを拒否するようにしましょう。

point!

契約前に置いていった荷造り用品は使わない!置いていかせない!

引越し業者が確定する前に荷造りをはじめておきたいという方は、この点を注意しましょう。
(引越し業者選びも考え始めるとなかなか決まらなかったりしますので。)

トラブルを避けるなら、自分で調達したダンボール等を使った方が安全かもしれません。

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