運転免許証をお持ちの方は、運転免許証も住所変更の手続きをしておきましょう。
運転免許証は身分証明書として提示できるものですので、住所も正しいものにしておく必要があります。
引越し先では生活を始めると、お店の会員など身分証明書の提示を求められることも多いです。
運転免許証の住所が旧住所だと受け付けてくれないことも多いので早めに更新しておくことをお勧めします。
手続きの場所は引越し先の地区を管轄している警察署、または運転免許センターで行うことが出来ます。
警察署で行う手続き
運転免許証の住所変更は管轄の警察署、運転免許センターで行います。
車ごと引越し先へ移動している場合は、車庫証明申請も同時に行っておくと効率的ですよ。
運転免許証の住所変更手続き
まずは、引越し先で手続きを行える警察署や運転免許センターを探しましょう。
引越したばかりだと、慣れない土地感で迷うこともあるかもしれませんので地図をコピーしておくと良いと思います。
警察署の場所は、インターネットで調べられるのですが、もしかしたらまだ回線が引かれていないかもしませんね。
そんなときのために、できれば引越し前から場所だけは調べておくのが有効です。
とはいえ、今ではスマートフォンが普及していますので、それほど困ることはないかもしれませんが^^
手続きに必要なもの
運転免許証の住所変更に必要なものは次の4つです。
- 運転免許証
- 印鑑(認印でOK)
- 住民票
- 証明写真
まず、自分の運転免許証です。本人であることの確認と、新しい住所の記載のために必要です。
通常は再発行ではなく、裏面に新しい住所が追記される形で印字されます。
申請の際に印鑑も必要なので、認印で大丈夫ですので持参して下さい。
もう1点、住所変更の証明として「住民票」が必要です。
こちらは事前に市区町村役所で発行してもらう必要があるので、先に転入届の手続きを済ませて、併せて発行してもらうようにしましょう。
[参考] 引越し後に行う手続き -転入届・印鑑登録・ペットの登録変更など-
住民票以外でも、新しい住所に変更されている保険証や、新しい住所に宛てられた公共料金の領収書でも証明できます。
証明写真は都道府県を越えて引越しした場合に必要となることがあります。
形式は「6ヶ月以内に撮影した申請用写真1枚(カラー又は白黒、縦3cm×横2.4cm)」です。
ただ、証明写真の要不要は都道府県によって統一されていないようですので、事前に警察署や運転免許センターに確認しておいた方が良いでしょう。
代理人による変更は可能?
都道府県によって統一されていないようですが、基本的には可能です。
代理人として親族等による住所変更手続きが可能ですが、本人との関係がわかる書類や委任状が必要になってきますので準備していきましょう。
必要な書類は都道府県によって異なりますので、あらかじめ確認してから準備するようにしてください。
また、代理人による変更でも「運転免許証・住所変更が確認できる書類」は持参しなければならないので持っていくようにしましょう。
運転免許証の住所変更をしないとどうなるの?
運転免許証に記載されている住所と現在の住所が異なっていても、もちろん運転免許は有効です。
ですが住所変更を行わないと、今後何かの登録をしたり、購入手続きのための身分証明で不備があるとして受け付けてもらえない場合があります。
いざというときに手続きが進まず困る事態も考えられますので、しっかりと住所変更をしておきましょう。
また、運転免許証の更新ハガキも登録されている住所に送られますので、更新忘れを防ぐためにもやっておいた方が良いと思います。
代替となる身分証明書
どうしても運転免許証の住所変更を行う時間がとれない、という方もいると思います。
新しい住所を証明する書類としては、次のものも有効です。
- 住民票
- 国民健康保険被保険者証(保険証)
注意点としては、保険証も新しい住所に更新されているものである必要があります。
もし運転免許証の更新が遅くなってしまう心配があるなら、これらの書類を常に持っておくと良いと思います。
車庫証明申請を行う
車を引越し先まで持ってきている場合は、車庫証明の手続きをする必要があります。
車庫証明書が交付されるには時間がかかりますが、まずは警察署で申請することになります。
警察署に行ったタイミングで車庫証明申請もしておくと効率が良いです。
申請には、保管場所証明を大家さん(不動産屋)に依頼したり、車庫の配置図などの申請書類を用意しなければなりませんので、準備をしてから免許の住所変更に出かけましょう。
必要書類と手続きの流れはこちらを参照してください。
⇒ 警視庁 自動車の保管場所証明申請手続(外部リンク)